第3回 2019年11月9日 望遠鏡もグレードアップ、秋の星空観望会

 この星の観望会も2月、8月、11月と3度目を迎えました。最初は5基だった望遠鏡も今では7基にグレードアップし、今回は来場者一人一人に星座早見盤のサービスつきです。

 この日集まった50人の来場者たちはアンドロメダ銀河や、おうし座の星団・すばると、秋の大四角形、アンドロメダ座、ペルセウス座、カシオペア座、みずがめ座などの秋の星座を観望しました。

 またスマホやデジカメを望遠鏡に装着して、その場で天体写真を撮るなど、満月3日前のほぼ丸い月の下で秋の夜長を楽しみました。


2919年8月10日、第2回 星空観望会「夏の星」に80名の来場者

  当日は、観測対象が多い(月、土星、木星を一度に見れる)こともあり、順番待ちをしなくて済むように前回を上回る計7台(前回は5台)の望遠鏡を用意しました。観望会は19時から開始でしたが、その前から来場者があり、まだ空が明るい状態でしたが、月や木星を見てもらいました。

 開始後は終了時まで、ひっきりなしに来場者があるという状態で、望遠鏡をのぞいて観測対象を見ること以外にも、スマホ撮影やパソコン画面、デジカメ液晶での拡大表示を見たりと色々な観測をしてもらいました。スタッフは大忙しでした。

 来場者の中には月のクレーターや土星の環を初めて見たという方も多く、大変感激していました。木星は、本体の縞模様に加え大赤斑も観測できました。また、月、土星、木星以外にも、土星の衛星や、木星の衛星、2つの星の赤と青の色の対比が見事なはくちょう座のアルビレオという二重星も観測してもらいました。

 20時から予定していた星座解説は、時間帯的にも空が十分暗くなく、夏の星座を解説するには厳しい状態でしたが、夏の大三角形を形作ること座のベガ、はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル、および、さそり座のアンタレス、うしかい座のアークツゥールスといった一等星ははっきり見ることができ、ひととおり解説できました。

 受付のセンター内会議室には、実際の天体望遠鏡を2台展示するとともに、天体写真パネルや天文関連の本等を展示しました。少なからずの方に興味を持って見てもらえたようでした。

 来場者数は80名程で、大人と子供の比率は、約2:1でした。長房以外では、原宿、東浅川、並木町、千人町、元八王子、弐分方からの来場者がありました。 (センター 長岡晋作)


 2019年、2月11日、第1回、冬の星座の観望会が行われました。

 この日は午前中より雲が厚く、星が見られるかどうか危ぶまれましたが、夕方から天候が持ち直し、午後7時頃には絶好の星月夜になりました。会場には5基の天体望遠鏡がセットされ、八王子天文同好会のメンバーがレーザーポインターを使ってオリオン座、ふたご座、冬の大三角、冬のダイヤモンドなどを分かり易く解説しました。

 この日集まった60人の参加者には、センター内に設けられた星座、星雲などに関する展示も好評でした。